将棋より面白い最強頭脳ボードゲーム「ユニオンキング」の楽しみ方

密度が高い多様な駆け引きやゲーム展開が特徴の最強頭脳ボードゲームの秘密や仕掛け、最新情報をお届けします。

ユニオンキングのシミュレーション1(その1)の概要説明

 

先日は「ユニオンキング」の「駆け引きの多様性」について、

説明させていただきました。

 

今回は、具体的に、シミュレーションを行った結果について、

概要説明をさせていただきます。

細かい説明は、省略させていただきます。

ゲーム展開の雰囲気だけ把握していただければ、と思います。

 

まず、ホームページのリンク先(以下のpdfファイル)を

クリックしてご高覧ください。

pdfファイルをダウンロードして頂くと、大きく表示でき、

見やすくなります。

 

http://www.unionking.net/pdf/king_sim1.pdf

 

では、シミュレーション1の概要説明に入らせていただきます。

 

1.シミュレーション1の補足説明

 

  pdfファイルにおいて、シミュレーションは、

  図1のユニオンキングの初期配置の状態からゲームを開始します。

  ・先手はプレイヤー1で、白コマを動かします。

  ・後手はプレイヤー2で、黒コマを動かします

  ・各プレイヤーは交互に自分の色の任意のコマを1個ずつ動かします。

  ・各コマは移動の際に、隣接したり、連続して並んでいるコマを

   飛び越すことができます。

  ・各コマは移動の際に反転させて、図形を変えることもできます。

  ・各コマは反転させずに、移動だけ行うこともできます。

  ・各図において、「青囲いの交点」はコマが移動前にあった交点で、

   「赤囲いの交点」はコマが移動後にある交点を表しています。

  本シミュレーションにおいては、図41で決着がついています。

  プレイヤー1、プレイヤー2 ともに各20手を終えた時点で、

  プレーヤー2の合計得点が、100点を超えて、ゲーム終了と

  なりました。

 

2.シミュレーション1の目的

 

  高得点(8点)の交点が、9個と奇数のため、一見すると、

  先手が有利とカン違いされがちなユニオンキングにおいて、

  単純に決着がつかないことを証明すること。

  敢えて、先手のプレイヤー1が、ゲーム盤中央の3ヶ所の

  高得点(8点)の交点を先に占領してしまった極端な場合を

  例に挙げることにしました。

  たとえ、高得点の交点を多数占領しても、有利になるとは

  限らないことを証明しました。

 

3.シミュレーション1の結果

 

  プレイヤー1がゲーム盤中央の3ヶ所の交点に白コマを移動させた

  ことにより、プレイヤー2は黒コマの移動の際に、いっぺんに

  多数のコマを飛び越すことができるようになりました。

  その結果、手数を大幅にかせぐことができ、多数(6個)の

  黒コマを好条件で早く合体させることができました。

  結果的に、プレイヤー2がプレイヤー1に大差をつけて勝利する

  ことになりました。

 

4.シミュレーション1から得られる結論

 

  何も考えずに、中央の高得点(8点)の交点にコマを移動させると、

  相手のコマに、いっぺんに飛び越される可能性が生じ、不利になる

  場合もある。

  高得点(8点)の交点に限らず、コマを移動させる場合には、

  よく、タイミングを考えて移動させることが重要である。

 

以上で、「ユニオンキング」のシミュレーション1(その1)の概要説明を

終了させていただきます。

 

よろしければ、pdfファイルをダウンロードしていただき、

ゲーム展開の詳細をご覧ください。

 

なお、「ユニオンキング」に関する詳細な説明について知りたい方は、

以下のリンク先をクリックして、ご高覧願います。

 

http://www.unionking.net/king-guide.html